アラフォー専業主婦が社会復帰に向けて独学で勉強し、TOEIC900超えを引っ提げて再就職した話

専業主婦が社会復帰に向けて独学で勉強し、TOEIC900超えを引っ提げて再就職した話専業主婦の社会復帰

こんにちは、おかゆです。

数あるブログのなかから、こちらにたどり着いて頂きありがとうございます。

この記事で、TOEICの勉強に関しての迷いやお悩みをお持ちの方の背中を、少しでも押すことができたらうれしいです。

なぜTOEIC?

私がTOEICの勉強をしたのは目標があったからです。

その目標は“英語を使用した仕事に就くこと

ものすごいざっくりです。

どんな種類の仕事があるのか、何ができるのか、分からないけれどやりたい。

このざっくりとした目標の源は“後悔”からでした。

その後悔とは、学生時代に留学を経験したものの、対して勉強もせずに遊んでいたので、活きた英語を持ち帰ることができなかったこと。

それにより、英語には関係のない仕事に就いたことです。

当時のTOEICの点数は700に満たないものでした。

600点台でももちろん求人はありますが、点数うんぬんよりも、勉強をしなかった自己嫌悪から自信を全く持ち合わせていませんでした。

その自己嫌悪は、ずっと“後悔”として心の奥底に残っていました。

そのため、社会復帰を考えて資格を取ろうと思った時に、絶対TOEICを勉強して今度こそ英語を活かしたいと思ったのです。

現在の点数ですが、950点をうろうろしています。

そもそもTOEICを勉強して本当に社会復帰に繋げられるのか

結果的からいうと、社会復帰できたし高い評価をしてもらえるので有益でした。

しかし、”勉強が無駄になるかもしれない”という不安がなかったかと言えば嘘になります。

将来のことなんて分かりません。

実際に「今更勉強?」と言われたこともあります。

それでも目標に近づくためには、やるしかない。

結果が後からついてきても、ついてこなくても今私にできることが他に思いつきませんでした。

また不安よりも、目標に近づく気持ちの方が勝っていました。

興味のある求人をチェックすると、TOEICが重要視されていることも再確認できます。

“希望の求人に応募できるスペックになる“これも1つのモチベーションでした。

年齢で制限が出てくるなら、余計に人より目立つ何かが必要です。

TOEICじゃなくてももちろんいいと思います。

まずは目標を定めることが大事。

社会復帰が目的なら、希望求人の応募事項を見て、それに近づく人材になることが必要だと思います。

こんな仕事がやりたいな~と思ったら、どんなスキルが求められているのかまず把握です。

デスクワークしかやったことなかった私は、求人を見ながら事務系に絞っていきました。

“TOEICはプラスアルファのスキル“であり、それだけでは勝負にならないと感じたので、事務のパートをして事務職の経験を増やしながら勉強をしました。

実際のTOEICの勉強方法

勉強のための時間を確保するのは難しいです。

子育て中の主婦だと、特に日々の生活が慌ただしいですし、日課にしたくても計画した通りにできないこともあります。

私は一番邪魔されない時間を狙いました。

・子供が寝た後の時間

・パートのお昼休憩(一人でした)

・夕飯後のテレビを見ている時間

・家事をやりながら耳トレ

この時間を確保するために、効率よく動くことができるようになりました。

諦めることの大事さも学びました。

諦めることは悪いことではない。

子供がぐずって夕飯準備に手が回らずにおかずが1品減っても、時間がなくなって銀行に行けなくても、部屋が多少汚くても死にはしません。

自分の時間を確保することを大事にしませんか?

そこだけ少し頑張ってみませんか?

先に、この時間だけは死守すると決めてみませんか?

私は夕飯後のゲームやテレビを見る時間に、私は必要ないと感じたので、その時間はテキストを開く時間にしていました。

あとは子供が寝たあとですが、これは実際には一緒に布団に入り、寝かしつけといいつつ“単語を覚える時間”と決めて暗い部屋で子供の隣でぶつぶつ音読をしていました。

日々の幼稚園や小学校で疲れていたのか、単語の念仏が子守唄になったのかは分かりませんが、それでも寝てくれたのが幸いでした。

週3日ほどパートをしていたのですが、パートがない平日は絶好のチャンスで、公式問題集を時間を計って解いていました。

家事をしている時は、耳が余っているのでTOEICのリスニングパートの聞き流しをしていました。

聞き流しは集中していないとあまり意味がないですが、聞き流している間のほんの5分でも集中して聞くタイミングがあればいい、くらいの思いで聞いていました。

こんな感じで、隙間時間を駆使しての一日の勉強時間は約2時間ほどだったでしょうか。

少しずつですが、点数は上がっていきました。

実際に勉強して、点数が上がっていくとモチベーションも上がりました。

TOEICは点数が上がりやすいテスト、合格不合格という基準ではないので、自分の立ち位置が把握しやすい。

逆に合格がないので、モチベーションを保ちにくい方も中にはいるかもしれません。

自分で次の合格点を定めて、そこに向かって勉強する意思必要ですね。

TOEIC900になり応募した求人とその結果

将来正社員で希望職に就くために、派遣会社で経験を積みたかったので、最初は派遣会社の登録から始めました。

1社目:派遣会社よりゴリ押しで勧められた内資企業

・海外に支社を持つ老舗機械メーカー

・英語を使用する部署多数あり

・勧められた部署は英語使用頻度はあまりなし

結果→派遣先から“このTOEICの点数を活かせる職場ではない”とのことで職場見学すらできませんでした。

派遣会社の営業の方が人材紹介をしたかっただけなのは理解していました。

それでも“職場見学とはどんな感じだろう”というのを学べたらいいと思っていましたが、まさかのお断り。

年齢を理由にできず、体のいい理由で断られたのかもしれませんが、本当のところは分かりません。

2社目:英文事務(派遣社員)

・外資系企業

・部署内の英文事務

・応募要項にTOEICの記載はなし

・英語に抵抗がない方

英語をゴリゴリに使うところにいける自信はなかったので、ちょうどいいかなと思い応募。

派遣登録に行った際に、職場見学の打診もして頂けることになりました。

結果→職場見学の後、就業が決定いたしました。

この会社では1年ちょっと就業しました。

↓こちらの派遣会社です。

3社目:内資企業での専門分野の翻訳

・翻訳経験年数3年以上の応募条件

・PC基本操作

2社目就業中に転職活動をして応募。

結果→経験年数が足りない中、職場見学の機会を頂き就業することになりました。

3/4/5社目:外資企業(正社員)で履歴書も英語で提出

結果→連絡なし💧

6社目:秘書(正社員)

・内資企業

・英語ビジネスレベルの応募条件

・秘書経験問わず

そろそろ正社員になりたいと思い、色々応募を始めたときでした。

応募してもガン無視される中で、連絡を頂けた企業でした。

英語ビジネスレベルがどの程度か不明でしたが、がむしゃらに応募してやっとつかんだ面接連絡。

結果→2度の面接を経て採用頂きましたが、結局英語使用はほぼありませんでした。

新事業発足のために、英語人材を入れたかったようです。

7社目:現在の職場 アメリカ系企業

・公用語英語

・デスクワーク

・1年以上の事務経験が必要

・TOEIC550点以上が必要

応募から2か月近く経って、面接の連絡を頂きました。

(おっそ!私もう働き始めちゃったし・・・)

後で聞いた話ですが、がっつりアメリカンなので、日本の選考方法とは全く異なり、先行プロセスがとてもゆっくり&ちょうど忙しい時期で担当者が履歴書を確認する時間がなかったとのこと。

結果→1度の英語面接を経て採用を頂きました。

正直なところ、こちらが本命企業だったので6社目の秘書業務は試用期間で退職させて頂きました。

ちなみに、選考基準であるTOEIC550点ギリギリの方は職場には恐らくいらっしゃいません。

選考の判断がTOEICだけでないことは確かですが、プラスアルファがない場合、TOEIC550あたりの方から足切りになることも確かです。

結局TOEICはどれくらい活かせたか

求人へ応募する観点からいうと、TOEICは700以上あれば有益です。

900以上あると無敵です。

アラフォーは年齢で応募基準を満たないことが多々ありますが、少しずつ実績を積み上げていくと評価して頂けることもあると感じています。

まずは面接・職場見学までこぎつけるのが第一。

最近はPCでの応募が増えていますが、手書きの履歴書もまだ健在です。

丁寧に書いて履歴書にインパクトを与えるのも大事だと思い、きれいな履歴書も練習しました。

出来ることから少しずつ、今の自分に何ができるか、アンテナを張って行動して前進していけたらいいかなと思います。

TOEIC高得点にインパクトは確実にありますが、TOEICプラスアルファも狙っていきたいですね😊

私もまだまだ未熟、ブログも未熟ですが最後までお読みいただきありがとうございました。

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