理事長秘書になった経緯、辞めた理由、お仕事内容と驚くべき年収

理事長秘書になった経緯、辞めた理由、お仕事内容と驚くべき年収専業主婦の社会復帰

秘書業務の経験はありませんでしたが、40を超えて初めての正社員採用✨

秘書のお仕事は、上司によって内容が様々だと思います。

あくまで一個人の体験談ですが、私の秘書経験についてです。

採用に至るまで

応募について

ネット求人を見て、履歴書・職務経歴書を添付して応募

必須スキル:基本的なPCスキル・普通免許

歓迎スキル:ビジネスレベルの英語力をお持ちの方

採用プロセスは書類審査と面接2回

書類を通過した理由は

・一部英語が必要な仕事があること

・“観光英語検定”の資格が新ビジネスの立ち上げにマッチしていそうだと思われたこと

だったそうです。

実際に面接で観光英語検定2級の資格についての質問がでました。

何年も前に興味本位で受けたこの資格、まさか脚光を浴びる日が来ようとは・・・。

念のためこの資格の意味を再確認していたので、なんとか質問をクリアすることができました。

面接でとりあえず答える、どうにか何かをひねり出すして乗り越えるスキル、図々しさと背中合わせの度胸は、日々の生活の中で少しずつ備わってきていたのかもしれません。

無事に2次面接までクリアして採用の連絡を頂きました。

給与その他の就業条件

採用連絡の時点で就業条件、一番大事な給与についての具体的な内容を知らされていませんでした。

もちろん希望給与は伝えてありましたが、ここを知らずに採用されるわけにはいきません。

しっかりと確認しました。

確認した給与及び勤務体系はこちら

・就業場所:関東の片田舎(車必須)

・試用期間(6カ月):年収350万(ボーナス込)

・試用期間後:年収400万(ボーナス込)

・実働7時間

・隔週土曜日午前出勤 (基本は土日祝日休)

・夏季休暇5日

・お昼1食150円

・有給10日付与(6カ月経過後)

どうなんでしょう、この条件。。。

給与は求人では年収300万円からとなっていましたので、私の希望を考慮してくれたのだと思います。

それでも薄給ですが私の能力・経験を踏まえると妥当かな。

しかしそれに加えて休みが少ないことが悩みどころ。

土日の半日勤務を入れると年間休日100日ありませんでした。

それでも40歳を超えている私を雇ってくれるところが他にあるだろうか、と思うと断る勇気もありませんでした。

そのため、迷いつつも上記の条件で初めて秘書のお仕事をすることにしました。

理事長秘書のお仕事の内容やその他の環境

一言で言うと、薄給ホワイトでした。

業務内容はこんな感じ☟

上司のスケジュール管理

※ここで重要なのは、アポイント依頼してくる方々の情報を把握しておくことでした。

 ・アポイント依頼を、あらかじめ確認しておいた空いている場所に入れていく

 ・アポイント内容によって時間配分を決める

 ・お客様や内容によってスケジュールの変更を行う

お客様応対

 ・訪問者に合わせたお茶出しをする

(社内の方のあいさつ程度の場合はお茶出しはしない、書類を拡げて商談を行っている時はそれが終わってからお茶出しをする、〇時間以上の訪問は2杯目をお出しする、など)

書類関係業務

・名刺の整理

・頂いたパンフレットや会議資料の整理

・お礼状や案内状の作成

忙しさや人間関係

上司は多忙なので、毎日オフィスにいるわけではありません。

上司がいる時は来客も多く、非常に忙しいのですが、それ以外はのんびりお仕事できました

残業もほぼなしでした。

人間関係も私の周りは悪くなく、ストレスフリーな職場でした。

(たくさんの部署がありますから、問題のある部署や業務もあるようでした)

隙間時間の使い方

さて、空いた時間で何をしよう?

せっかく秘書になったので、後付けですが資格を取ることにしました。

時間に余裕があり、周りに人もいなかったので秘書検定の勉強をしていました。

→この仕事を辞めた後に準1級合格しました。

(ちなみに、仕事に全く関係のないこともできる時間がありました)

お仕事の満足度

このような職場ですが、私がその状況に満足していたかどうかというのは別の話です。

“ビジネス英語ができる方”との応募要件だったのにもかかわらず、英語を使用することはほとんどなかったからです。

新しい事業起ち上げ前だということと、コロナで計画通りに物事が進まない事が要因でした。

さらに、業務をしていく中で「例え事業が始まったとしても、そこまで英語を使用することはないだろう」と感じました。

そして「私は正社員になりたいと思っていたけれど、同時にやりがいも求めているんだ」とはっきり思うようになり、正社員として働きながら転職活動をしようと心に誓いました。

驚くべきことにその決意をした直後、以前応募していた会社から面接案内が届きました。

アメリカ企業で私が本命としているところでした。

そしてこちらの企業で面接後に採用を頂き、結局この秘書のお仕事はたった4カ月の短いものとなりました。

退職後にアルバイトになりました

正社員としては退職をしたけれど、未だにアルバイトとして行っています。

英語に関する仕事の部分だけを、引き続きやってほしいと言って頂いたからです。

試用期間で退職することになった私を引き留めてくれ、さらにアルバイトでもいいから来て欲しいと言ってくださることに感謝しかありません。

月に一度の勤務とリモートワークでの書類作業のみですが、ご縁が繋がっていることは嬉しい。

同時に、別の仕事をすることは私の気分転換にもなります。

時給は決して高くはありませんが、それ以上のものを頂いています。

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