”出ていけ”と言われたから夫を捨てる準備しよ

出て行けと言われた日夫から自立したい( `ー´)ノ

こんにちは、おかゆです。

何かを始める時には始めるきっかけ、行動を起こす原動力が必要だと思います。

私の場合、社会復帰しよう。正社員になろう。と強く決意した瞬間はここでした。

階段から引きずり降ろされた

とある土曜日。
次の日の演奏会の準備のため、土曜日は朝から準備のにとても忙しく、クタクタになって家に帰りました。
1年に1度の大きな舞台、こんなに準備に忙しい土曜日は、一年に一度だけです。
子供たちと夫はウォーキングイベントに参加しており一日別行動でした。
私が帰宅したのは夜。
私が見たのは、干しっぱなしの洗濯物、出しっぱなしのおもちゃ、散らかった部屋、その部屋でごろごろする子供たちと夫でした。

(土日くらい家のことやってくれたらいいのに)

疲れていたこともあり、ブチ切れて言いました。
「ゴロゴロする前にやることやって!」  

「自分の学校の準備くらい自分でしなさい!」

洗濯物の一部は、月曜日に学校に持っていくものでした。
子供達には自分でできることはなるべく自分でやるように、と常々言っていたので、それをやっていない子供たちにも、怒りの矛先は向いたのです。
どなった後、階段を3段ほど上がったところで、夫に階段から引きずり降ろされ、こう言われました。

子供の学校の準備はお前の仕事だ!

お前がやれ!

普段から、私が一人で外出することをよく思っていない夫は、一日家を空けて帰ってきた私が、開口一番怒鳴ったことが非常に気に食わないようでした。

怒りで壁を殴った夫(画像あり)

普段から酒癖はあまりよくない夫です。
お酒の失敗は数知れず。それでも毎日飲むことをやめません。
この日は日中に子供たちとウォーキング大会に参加し、その後だいぶ飲んでいた様子。
疲労とお酒のコンビネーションが一番危険な人です。
以前、子供の前で殴られたことがあり、今回も階段から引きずり降ろされた時点でヤバイなと思いました。

しかし、私も疲労からくる怒りで止まりませんでした。
「また、殴るの?殴りたいなら殴れば?」
夫にペナルティが増えればいい、そんな気持ちで吹っ掛けました。
夫は私を殴る代わりに壁を殴り、壁に大きな穴を開けました。

実際にグーパンチで開けた壁の穴


さらに続く罵倒

そして文句を言い出したら止まらない夫は、文句を吐き続けました。

・お前は自分のことばかり考えている。

・吹奏楽なんかやめてしまえ。

・そんなに好きなことをやりたいなら出て行って構わない。

・出て行っても、子供の面倒はしっかり見ろよ。

・壁の穴なんか鉄の板でも入れてすぐに直してやる。

・他のお母さんは一緒にウォーキングに参加して偉かった。

どんどん支離滅裂になり、正直何を言っているのか分からない言葉をたくさん浴びせられました。

夫の言動から感じたこと

結局夫は、私は子供の面倒を見て家にいればいいって思っているんだな思いました。
同じようにお酒を飲んで文句を言われたことは、これまでにもありましたが「出ていけ」は初めてでした。
この言葉の意味するところは、
俺がローンを組んで、お金を払って買った、俺の家から出ていけ
ということなんだなと感じました。
専業主婦の私に対して、普段はうわべだけの感謝をしているのが明るみに出た瞬間でもありました。
「出てってやるよ!!」って言いたかった。
でもそれを言える経済力が私にはない。
それが一番悔しかったです。
出ていける経済力がないのに、「出ていけ」と言う夫にも激しい嫌悪感を覚えました。
それと同時に少し冷静な私がいました。
キチガイのようにわめいている夫を親に見せようと思い、近くに住んでいる親に電話して来てもらいました。
親が来ても、腹の虫が煮えくり返っている夫は収まる様子がありませんでした。
親に見せたい姿だったので、正直好都合です。
相変わらず「出ていけ」と騒いでいたので、子供たちと一緒に実家に避難することにしました。
親は驚いてはいましたが、何度か夫が理性を失うところを見たことがあったのでショックを受けるほどではなかったようです。
一番の犠牲者は子供たち。
子供たちには本当にかわいそうな事をしました。
子供たちが願っているのは元の家庭だと思ったし、私も今すぐ出ていくことは考えられなかったので次の日に夫に謝りました。
もちろん不本意でしたが。。。

決意が芽生えた瞬間

そしてこの事件は、私の社会復帰への背中をドンと大きく押しました。
積み重なっていた嫌悪感が溢れだした瞬間だったのかもしれません。
なぜならこの事件の日には、もう一つ殺意を覚えるほどの瞬間があったからです。
それは、私の楽器を床にたたきつけたこと。
楽器はとても繊細でケースに入っているからといって、叩きつけるなんて言語道断。
ケースごと持ち歩く際にも、どこかにぶつけないように気を付けています。
叩きつけられたとき、怒りが頂点を突き抜け、諦めを覚えるような感覚がありました。

一生許さないと思いました。
この人には何を言っても無駄だと、怒りをぶつける労力すらもったいないと。
殴られた時ですら持たなかった感情を持ちました。
そしてこの怒りは大きな原動力になり、ただの専業主婦だった私が少しずつ社会に出てステップアップし、正社員になることができました。

まとめ

夫の言動がなければ、私は今も専業主婦だったかもしれません。

夫婦仲がよければ別の幸せな生活があったと思います。

共に生活していくうちに、考え方の違いを感じるようになりました。

それを知ることができて、自分の足で社会に立つ大切さが身に沁みました。

だから、ある意味夫には感謝しています。

しかしもう絶対に扶養には戻らない。

これも私の決意です。

おわり。

最後までお読みいただきありがとうございました。

社会復帰を目指す方のために

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