ズバリそれは会社の文化を学び取り、その会社に適応することです。
「気の合う友達を作ること」や、「上司とコミュニケーションをとること」ももちろん大事だと思います。
しかしその人間関係の構築のためにも、会社に沿った姿勢で働くことがさらに重要だと思っています。
右も左も分からない状態で、ひたすらに愛想よくしているより、まずは環境を見極めること。
そしてその会社に適応した姿勢をとっていることで、少しずつ認めてもらえるようになること。
それぞれの会社に特有の文化って多数存在していると思います。
見える文化、見えない文化。
やっかいなのは、この見えない文化。
ここでいう見えない文化とは、「誰からも習わない、けれどもその会社の人たちが行っていること。」
これは何度か転職をし、別の会社を見たことによって気づいたことです。
具体例として、例えばメールの返し方
以前いた会社では、「ありがとうございます」だけのメールを返すことはしていませんでした。
それは毎日たくさんのメールを受信するなかで、「ありがとう」だけの要点のないメールはただの邪魔者でしかないからなのだと思います。
実際に、「こんなメールしてくるなよ、いらねーよ」とぶつぶつ言ってる方も見たことがあります。
感謝の気持ちは自分の胸だけに留めておくほうが、相手のためにもなるのだなと感じ、その会社に在籍していた時は余計な返信は控えていました。
ところが今の会社では、「ありがとうございました」に対して「どういたしまして」まで返ってくることもあります。
ただでさえメールの量は多い部署です。
毎朝メールをさばくことから始まりますし、1日休むとメールの処理だけで半日かかることもあります。上司はもっとたくさんのメールを受け取っているはずですが、それでも「どういたしまして」メールを頂きます。
これはこれでなんだか恐縮してしまいます。
上司からのメールで終わらせるのも失礼かなと思い、「どういたしまして」に対してさらに返信すると、またまた返信を頂くこともあります。
そのため、「どういたしまして」に返信することはあきらめました。
どうも“既読スルー”をしている感覚で居心地悪いのですが・・・💦
その為、この文化が私の中で定着するのに半年ほどかかりました。
未だに躊躇してしまうこともあります。
でもこの会社の方は余計なメールだと思ってないんでしょう。
肌で感じて覚えることって難しい。
教わる文化でないことは、まずは気づくことから。
アンテナをビシバシ張っていきたいと思います。
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