こんにちは、おかゆです。
このブログを見つけてくださってありがとうございます。
タイトル通りですが、TOEIC高得点+主婦の周りからの評価について記事にしました。
なんの取り得もない主婦にTOEIC900超えは力になったのか?
・どのような評価をしてもらえたのか?
・実際に社会復帰&仕事に役に立ったのか?
このような事が気になる方の安心材料になってくれればいいなと思います。
TOEIC900以上の割合
私の現在の点数は950点です。
950点を超えたこともありますが、この辺はもう誤差の範囲だと思っています。
Listeningは満点を取れるようになりました。
あとはReadingの方の問題ですね。
一般的にTOIEC900以上は上位3%と言われています。
でも、これは全体の比率です。
主婦が上位を占める割合は確実にもっと上です。
何故言い切れるか?
それは主婦のやる気度が他より高いからです。
もちろん、真剣に受けている方はたくさんいらっしゃいますが、受験者の中には無理やり受けさせられている方や、なんとなくで一応受験する方なども含まれています。
ちなみに若いころの私は後者でした。
せっかく受験料を払っても、面倒になって受けなかったことも何度もあります。
テスト会場で、ほぼ突っ伏して寝ている強者も見たことがあります。
それに比べると主婦はどうでしょうか?
・隙間時間で勉強している
・受験料を1円だって無駄にしたくない
・テスト会場に行くのだって一日がかりなので予定を組むのが大変
なるべく効率よく目標点数を取るために、必死の思いで勉強されていると思います。
なので、上位3%の数字にくじけないでください😊
就業先で実際に受けた評価
・英語の能力については問題ない
・英語のエキスパート
・英語ペラペラ
・努力を認めてもらえる
・とにかくすごい
完全なる過大評価ですね。
しかもこれ、日本の一般企業での評価ではないんです。
外資系企業でもグローバル企業でもこの評価。
つまり英語を使用している業務の方でも、900以上持っている方は少ないということです。
さらに驚いたことは、私が入社する前からTOEICの点数が独り歩きしていたという事実!
「おかゆさん、どうやってその点数取ったんですか?すごーい!」
「おかゆさん、ほぼ満点なんですよね?」
とか、言われるんです。
もう恐縮しかないです。
評価と実際の能力との差
実際に働いてみてどうだったか
・英語の能力については問題ない
実態:問題ないのレベルにもよりますが、英文事務の仕事では評判との差はあまりなかったです。
読み書きはできますし、ビジネスメールはPCで検索すればいくらでも出てくるので、応用すれば問題ありませんでした。
翻訳業務では、企業内での専門文書の翻訳だったので、まずは日本語で理解してから、英語でその分野の検索をして使う単語や言い回しを探す必要がありました。
英語文書が全て理解できるわけではありませんが、重要なポイントを探して応用すれば何とかなりました。
・英語のエキスパート
この評判は冷や汗ものでした。
”英語といえばおかゆさん“と思われていたので「添削お願いできますか?」と上司や別の部署からの依頼があったのです。
私自身まだまだ勉強中の身なので、添削する自信もなく、人の文章を添削できるレベルではないです。
とはいっても仕事なので断るわけにもいきません。
意味が通じればよい程度の、最低限の訂正だけさせて頂いてました。
今でも合っていたのかよく分かりませんが、度胸で乗り切るしかありませんでした。
苦情は出なかったので良しとします。
・英語ペラペラ
これはよく言われる最大の勘違いですよね。
例にもれず、私も決してペラペラではありません。
(ただし、全く英語ができない方から見るとペラペラに見えるようです。)
海外ドラマのような、言葉のキャッチボールなんて全くできないです。
できることは、
・英会話の先生とのフリートーク
・道を聞いたり、レストランでお勧めを聞いたりなどの日常会話
つまり、相手が私のレベルに合わせてくれれば話せるという感じです。
ただですね、話す機会が多ければ話せるポテンシャルは持っていると思います。
(と自分に言い聞かせたい)
ちなみにリスニングは、
・ニュースは内容に寄って聞き取れる
・映画はスラング多すぎて分からない
・努力を認めてもらえる
これは個人的に一番うれしかったです。
努力はしました。
仕事の合間に勉強、夕飯つくりながら耳で勉強、片付けが終わったら勉強、子供が寝てから勉強。
例え努力していたとしても、数値化できないと他人には分からないですよね。
ここを見てもらえた時は、本当に嬉しかったです。
他人に認めてもらえるために勉強していたわけではありませんが、とても大きな付加価値でした。
・とにかくすごい
TOEICを勉強したことのない方には、こう思われます。
“優秀な人”だと思われ、一部の人からは「おかゆちゃんは頭が良くてなんでもできるからね」と言われます。(私の全てを知らないじゃんと思うけど)
実態:別にすごくありません。
TOEICはマラソンのようにやればやるだけ伸びるテストです。
根性と忍耐力は必要ですが、頭の回転の良さとは違います。
デメリット
デメリットはとにかく“過大評価されること”です。
嫌で嫌で点数をなるべく言わないようにしていたこともあります。
が、点数が独り歩きするので諦めました。
「みなさんが思ってるほど英語できるわけじゃないですよ」って伝えるのも諦めました。
いちいち説明して歩くのも不自然だし、だんだん面倒くさくなりました。
時間がたつうちに開き直って、できる風を装う図太さを身につけました。
メリット
デメリットを加味しても、メリットの方が断然大きいです。
世間の評価が高いことはもちろんですが、私が思うメリットは他にもあります。
子供に親が勉強している姿を見せることができる
自分自身も勉強をしていると、「勉強したの?宿題したの?」という言葉に重みを持たせることができます。(あんまり言わないけど・・・)
子供の勉強のストレスも分かってあげられる
試験勉強や資格勉強の緊張感が分かるので、子供にアドバイスをしても割と素直に聞き入れてくれます。
勉強の仕方や隙間時間の使い方が分かっているので、他の資格の勉強に活かせる
全く別の分野の勉強でも、“自分にとって効率のいい勉強の仕方”が分かっていると、参考書の選び方やだいたいの勉強時間の目安が計画しやすくなります。
向上心を持つことができるようになる
目標点を達成したときの喜びや充実感を知っているので、そのために頑張ろうと思えます。
英語で検索できると検索結果の幅がひろがり、多くの情報を集められる
例えばプレゼンや意見を求められる場に置かれた際に、より多くの知識を持って場に臨めます。
まとめ
TOEIC高得点は高評価であり、世間での評価が高いことは間違いないです。
デメリットである過大評価を上回るメリットがあります。
しかし、評価と実態が合わないことは多々あります。
また、実際に業務で使用する英語には慣れる必要があると感じています。
もちろん英語の基礎はありますが、会社でよく使用される英語・省略語・使い方・メールの送付方法などは会社に入ってから学ぶ必要がありました。
「こんな英語も知らないの?」と言われそうで聞くのが怖かった時期もありますが、(実際に言われたことはありません)会社特有の言い回しの場合もあるし、後で間違えに気づくよりはましだと思い、なるべく早めに疑問は解決するようにしていきました。
一番必要なのは、勇気です。
堂々とした態度で生きていきましょう😊
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント