専業主婦からの社会復帰で採用されるためのコツ

専業主婦からの社会復帰で採用されるためのコツ専業主婦の社会復帰

出産後に5年以上のブランクを経てパートの仕事を始めましたが、狙った仕事には採用されてきました。

もちろん苦戦したこともありますが、希望した職種に就き、少しずつステップアップして現在は正社員になっています。

今回はそんな私が採用されるために行っていたことをお話したいと思います。

最初に仕事を探し出した時の私のスペックは以下のとおり。

・30代

・出産前に正社員として働いていたのは2社で、トータルしても3年程度

・いずれもデスクワークが主なもの

・専業主婦歴約6年

・資格はTOEICが650点程度(この時点で英語使用は考えていなかったのであってもなくても・・・くらいの感じ)

☝こんなスペックから職探しが始まりました。

それでは本題のやっていたこと、心がけていたことです。

ハローワークに通い詰める

行ける日はなるべく行っていました。

最初に登録をするとハローワークカードをもらえるので、それを使用してパソコンで求人検索を行います。

しかし新しい求人はパソコンでの検索に引っかからないことがあります。

新求人は掲示板に貼ってあるので、行ったらまず掲示板のチェックをしていました。

携帯からもハローワークアプリで探せますが、こちらも全ての求人が載っているわけではないようです。

また、ハローワークに直接行くと気になる求人を印刷することができます。

例え応募するのが難しい求人でも、気になったものは印刷していました。

自宅に帰ってからじっくり見直すことができますし、そうすることで見逃していた情報を見つけることもできます。

これは私の地元のハローワークのやり方なので、他では違うやり方をしているかもしれません。

それでも一度足を運んでみることをお勧めします。

なぜなら

気になる求人の詳細を窓口で問い合わせることができます。

既に何名が応募しているとか、もう応募を締め切っているなども教えて頂けます。

後は付加価値として

求人検索でパソコンを使用するので、少なからずパソコンの使用方法を学ぶ機会にもなります。

周りに休職中の方がたくさんいらっしゃるのも刺激になります。

ハローワークの職員の方と直接お話することで、社会性向上する可能性もあります。

職員の方の実際の働き方から、電話応対の方法を取得できることもできるかもしれません

たくさんのメリットの中でも一番大事なのは、スピード勝負ができること。

ハローワークは無料で掲載することができるので、地元の小さな会社が使用していることが多いです。

そしてなるべく早く人が欲しいと思っているので、早く決定する傾向があります。

そのため、早く応募することはそれだけで優位です。

雇用者側からするとやる気を感じる求職者だと思われます。

また、実際にハローワークから応募する際には紹介状が必要なので、結局は足を運ぶ必要があります。

インターネットから情報を得ることができる時代ではありますが、体を使って動くことも重要だと感じます。

履歴書の記入もきっちりと

履歴書は志望動機やその他の希望欄など、書式によって多少の違いはありますがまずは空欄をなるべくなくすようにしました。

志望動機は定型文を使用するのではなく、しっかりと求人を読み込み、それに沿った内容を記入。

希望欄には、勤務可能日、勤務可能時間帯や学校行事は考慮してほしい等、詳細を記入。

(希望を詳細に書くと不利になるかもしれませんが、無理なものは無理と割り切っていました。)

地元の企業を受ける際には、なんとなく手書きの方が評価される気がしたので手書きで記入。

ちなみに字が下手くそなので、100均で購入した美文字練習帳で文字の練習もして丁寧な履歴書を書くようにしました。

職務経歴書はパソコンで作成。(ここでパソコン使用できることをアピール)

職務経歴書を作成するほどの大した職歴がなくても、自分がやってきたことを細かく書き出して作成したほうが、履歴書のみより印象が良いと思います。

また、ハローワークに出向いている際に、履歴書の添削をして頂けることを知ったので一度見てもらったこともあります。

決してきれいな字ではありませんでしたが、気持ちを込めて丁寧に記入しました。

その気持ちが伝わったのか、担当の方には褒めて頂けました。

「とても綺麗に記入されているので、特に指摘するところはないです。あなたはすぐ仕事が見つかると思いますよ。」

そう言って頂けてとても嬉しかったです。

求職中の励みになりました。

次につながる仕事、関係のありそうな職種を選ぶ

逆を言うと事務職を希望していたので、全く内容がかすりもしないものは選択しませんでした。

例え、給料が良かったり待遇が良かったとしても、私には得られるものがないと感じたからです。

この事務職希望というのも、“将来の正社員へ向けての社会経験を積む”ための足掛かりでした。

例えパートやアルバイトだったとしても、“パソコンを〇年間使用して事務作業をしていた”という経験は、全く経験がないよりは考慮してもらえるポイントだと思ったからです。

ここに関しては、どのような目的かによってかなり異なると思いますが、それでも先のことを考えながら探すことは重要だと思います。

ネットの求人も日々チェック

ハローワークに加えてインターネットでも求人のチェックをしていました。

こちらは純粋に仕事を探すことのほかに、どのような仕事に需要があるのか、どのような資格があると有利なのか等の傾向を知るためでもありました。

近隣の求人情報も関連で出てくるので、「もう少し足を伸ばして仕事を探すのもありかな?」とか「このエリアは工場が多いから仕事が多いのか」と新たな視野を生む機会にもなります。

それに加えて、毎日求人を見ていることにより求人を見る目が養われます

世の中には面白い仕事があるな、とただただ面白く感じることもありました。

私はやるぞ!と思ったら、ひたすら求人をチェックしていることでむしろ安心感を覚えて全く苦にならないのですが、人によっては嫌気がさしてきてしまうかもしれません💦

面接では元気にはきはきとはったりも少々

最後に面接に進んだ時の対処法

とにかく元気に丁寧に笑顔で!

スーツ着用まではしなくても、清潔感のある服装で挑んでいました。

いい第一印象を植え付けるという感じでしょうか。

「○○と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」

と何度も車内で唱えながら面接先まで行っていました。

最初にハキハキと自己紹介をできるだけで、印象がよくなることはもちろん、自分の中でも勢いがつきます。

そして履歴書に記載した内容はしっかり自分の言葉で説明できるようにしておくこと。

特に弱点を追求されたときの返し方は大事です。

私の場合は、正社員で働いた年数の短さが弱点だと感じていたので、そこをカバーできるような返答を用意していました。

あとは堂々と、時にはハッタリを混ぜつつ応対していました。

ハッタリは嘘ではありません。

例え一度しかやったことがないことでも、不安そうにではなく堂々とYESと言う。

そんな感じです。

例)PCは使えますか?→現在も役員の仕事でPCを使用して書類を作っておりますので、使用できます。

(たとえひな形を使用して入力しただけでも、自宅でもPCを使用していることをどうにかアピール)

忍耐力はありますか?→長年同じ部活をやってきた中で、困難に忍耐強く対応する力と共に持続力も培いました。

(多少こじつけ感はありますが、とにかく自分の経験と結びつける)

要はどう突っ込みにうまく切り返すか、みたいなところかもしれません。

面接で聞かれる質問やそれに対する答えなど、たくさんネットに転がっているのでそれを自分流にアレンジして準備しておくといいと思います。

どれだけ準備をしたかで、実践での心の持ちようがかなり変わってきます。

それによって堂々とした態度でなんでも聞いてくれ!と自信も生まれてきます。

準備したことが活きた時には、達成感も感じられます。

仕事を探し始めた時点で、面接に呼ばれる前でもできる事が、たくさんあります。

ぜひ運もつかみにいく気持ちで、たくさん行動してみてください😊

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