仕事がなくて日々暇な派遣社員を脱出すべく、別の派遣先へ派遣会社を変更して転職した話です。
転職を目指して仕事探しを始めたタイミング
仕事のない職場で、仕事をしているふりをして、時間が過ぎるのを待つ日々。
この生活を1年我慢したら転職すると決めていたので、決断した段階で毎日求人情報をチェックしていました。
転職予定がまだ先の話でも、毎日求人を確認することによって、どんな求人があるか、どんな人材を求めているかを確認し、在職中にそこへ近づく努力ができると思ったからです。
この時点ではまだ正社員を考えておらず、次の派遣先も、英語を使用できる仕事で探していました。
なぜ正社員で考えてなかったかというと、
・決められた時間枠の労働のほうが当時の家庭の状況に合っていた
・まだまだ経験が足りないと思った
ことからです。
しかし依然と違うのは、英語使用経験ありになったこと。
経験年数たった1年、しかも英語使用頻度5%程度ですが、それでも“経験あり
“であることには変わりません。
それだけでも検索できる仕事の幅が広がりました。
次は、仕事のない職場は避けたい。
じっくり吟味して、時間がかかっても希望に合う求人を見つけよう、思っていました。
派遣から派遣への転職の難しいポイント
一番の難しいと感じていたのは、期間を開けずに転職することを狙っていたので、応募のタイミングが難しかったこと。
一度更新をしてしまうと更新後3カ月は契約状態にあります。
更新してすぐのタイミングでいい求人があっても、応募をするのは難しい。
それでも行動していないと、希望の仕事を逃してしまうかもしれない。
毎日の求人チェックは日課になっていました。
※3カ月の契約で更新していた場合でも、契約途中で仕事を辞めることは正直可能です。
しかし、後味の悪い退職になりますし、派遣会社からの信用も失いかねないです。
基本的に“気持ちの良い退職”を心がけているので、契約の途中解除は考えていませんでした。
探していく中で、気になった求人にはすぐに問い合わせできるように、新たな派遣会社への登録も行いました。
毎日の求人チェックで見えてきたこと
日々求人チェックをする中で気づいたのですが、派遣会社によって同じ派遣先でも時給が違います。
派遣先は基本的に開示されていませんが、ある程度求人を読み込むと、同じ派遣先への求人であることは、割と容易に想像できます。
また、派遣会社によって強い業種・地域・特定の会社もあることも分かりました。
実際に私がいた会社では、派遣会社を一つに絞っていく方針のようでした。
もともとは何社かの派遣会社が入っていましたが、ある日を境に同じ派遣会社からしか採用しなくなっていたのです。
そのため、希望の求人へなるべくいい条件で転職するために、派遣会社の登録は多いにこしたことはない、そのほうが良い条件での仕事獲得の窓口が広がると強く思います。
時期や景気によっても求人数は異なります。
新しい求人、いつまでも掲載されている求人、何度も再掲載される求人なども日々のチェックから分かります。
運命の求人を一度見送りました。
結局、数件の求人を応募のタイミングが合わずに見送りました。
その中には、「次の転職先」が含まれていました。
この求人は私にとって運命的を感じるものでした。
仕事は“企業での翻訳業務”。
フルタイムの仕事を最初に探し始めた2年ほど前にも出ていた求人でした。
当時の私は未経験で応募基準も全く満たしていませんでしたが、「将来こんな仕事をやってみたいなあ」と、応募もできないのに未練がましく何度も見ていた求人でした。
その運命の求人が2年の時を経てまた出ていたので、迷わず行動。
新しい派遣会社だったので、まずは登録しました。
が、連絡すらもらえませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
薄々というか気づいていました。足りてない私の能力を・・・。
応募要件の経験年数3年以上には、かすりもしない状態。
しかも現状働いていて、仕事開始日は調整してもらう必要もあるということ。
ダメ元でダメでした。
運命の求人との再会
しかし、懲りずに求人を見続けていたら、その仕事が別の派遣会社からも出るようになりました。
タイミング的には、契約更新2か月前くらい。
少々待ってもらえたら、転職できるタイミングだったので交渉の余地あり!と都合よく解釈しました。
見つけた派遣会社は、元々出ていた派遣会社を除いて3件。
しかも時給は全てバラバラ、応募要項も微妙に違う。
派遣会社の一つは、私がその時に就業していた大手の派遣会社でした。
こちらもダメ元で担当営業さんに紹介してもらえるか確認しました。
→ダメでした💧
経験が足りない、と想像通りの答えでした。
この営業さん
・現状の改善を求めても何もしてくれない
・それなのに契約更新はしてほしい言う
正直親身に考えてくれているとは思えない、教科書通りに仕事をするような方でしたので、まあダメだとは思ってました。
ここの派遣会社が一番高い時給だったんだけどな・・・残念。
C社・・・こちらは地域限定の派遣会社という感じで限られた地域の求人しか扱っていませんでした。
2社目の転職活動の中で新たに登録した派遣会社でしたが、受けたPCテストの点数が良く、高く評価して頂いていました。
そのせいもあってか、この運命のお仕事にC社からお声がけ頂いたのです!
しかし時給問題が残っていましたので、貪欲に交渉してみました。
「他の派遣会社からはもう少し高い時給で募集が出ています。時給を上げて頂くことは可能ですか?」
→派遣元に交渉して頂けましたが、残念ながら時給が上がることはありませんでした。
高い時給を目指し、新規で派遣会社登録
C社からの時給交渉の返答を待っている間に、B社にも登録しました。
このB社ですが、営業担当者の派遣元からの信頼が厚く、また付き合いも長いとのこと。
そのため、営業担当が異動になってからも、特別にこの派遣元だけは担当しているとのことでした。
そして、募集要項を満たしていない私の経歴ですが、営業さんの計らいで一度顔合わせをしていただけることになりました。
ところが、C社から派遣元に“いい人材がいる”との連絡が入っていることが発覚。
C社が私を紹介するつもりで、すでに派遣元にコンタクトを取っていたのです。
しかし、派遣元の信頼の厚いB社の営業さん。
派遣元は、同じ人材ならB社から紹介を優先したいとの事でした。
C社には申し訳なかったのですが、C社には内密にB社からお話をすすめることになりました。
運命の求人が私の仕事になりました
そして実際に顔合わせに行った結果、なんと働いてほしいと言って頂けました!
この時点で現職場の契約終了までまだ1カ月以上ありましたが、それでも待ってくれるというありがたいお言葉でした。
こうして、希望通りにブランクを開けずに2社目の派遣元へ転職をすることができました。
保険の手続きもすぐに行ってくれたので、そのまま社会保険を継続することができました。
派遣会社を乗りかえるのは、手間ではありましたが、それでも可能性を拡げるためには大事だと思います。
個人的な意見ですが、どの派遣会社がいいかというよりかは、担当営業さんが大事だなと今回の件で感じました。
新しい職場に入ってから、この担当営業さんに、ほぼすべての派遣社員がお世話になっていることを知りました。
派遣元からだけではなく、派遣社員からも信頼されていたのです。
行動した数だけ出会いがあります。
迷いがある方は、これを読んで少しでも行動しようかなと思って頂けたら嬉しいです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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